オフィシャルレター第4943/TCT-KK号に基づき、返品インボイス又は調整インボイスは次のように申告される:
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返品インボイス又は調整インボイスに基づき、売手は返品インボイス又は調整インボイスが発生した税期において売上及び売上の付加価値税の調整を申告する。
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返品インボイス又は調整インボイスに基づき、買手は返品インボイス又は調整インボイスが発生した税期において購入額と仕入付加価値税の調整を申告する。
例:2015年05月にA社はB社に商品価値1億ドンで売上付加価値税1千万ドンのインボイスを発行した。A社とB社は規定通りこのインボイスを申告した。2015年7月にB社は受取った商品の資格・品質が足りないと発見した:
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B社が商品を全て返却する場合:B社がA社に商品価値1億ドンで付加価値税1千万ドンのインボイスを発行する。この返品インボイスに基づき、A社は売上及び売上の付加価値税の減少を、B社は購入額と仕入の付加価値税の減少を2015年7月(税金申告期限に間に合うなら)又は2015年8月に記録する。
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両者が価格の調整を合意する場合:A社は規定通り商品の価値及び付加価値税の減少調整に関するインボイスを発行する。このインボイスに基づき、A社は売上と売上の付加価値税の減少を、B社は購入額と仕入の付加価値税を2015年7月(税金申告期限に間に合うなら)又は2015年8月に記録する。